酔いどれオンジの随想録(エセー)

酔いどれオンジの随想録(エセー)

日常系の随想録です。

日常

文句過多症

会社勤めをしているとき、俺の前では、一言も言わないくせに、頻繁に文句をタレている社員がいると、担当所長から聞いた。 文句タレはどこにでもいるし、殆どのマネージャーは、文句タレの社員と働く経験していると思う。 俺の経験上の話だが、文句タレのタ…

特濃ソースを流したらアカン

A課長は何でもソースを使う人やった。好きな理由を聞いてみると子供の頃から昼食にオカズがない時ご飯にソースをかけていたらしい。(おれが醤油をかけていたのと同じやな)ソースは彼にとってオカズなんやな。ソースは基本的にウスターソース、中農ソース、濃…

今日は金魚に餌やる日

誰しも行きたくない飲み会はあると思う。 同僚や後輩から誘われた場合は簡単に断れるのに、特に社内の上司、先輩から誘われた場合は断りにくいと感じている人は多いと思う。 まず行きたくない理由は、アルコールが飲めない、気を使うのが嫌い、お金が勿体な…

旬産旬消

居酒屋の張り紙に天然〇〇入荷!今日のおすすめ天然〇〇!と書いているのを見ると、ちょっと心惹かれるけど、ほんまに天然ものは養殖ものと比べて優れているんやろか?本当に美味しいのやろか?と思う事がある。近年漁獲量が減って天然物は口に入らなくなってい…

俺もアホやないから

俺は競馬が大好きだ。 競馬場でもテレビでの観戦でも、馬の気持ちを考えている。 *パドックでの周回では ⇒何回も同じ所を回らすな! ”眩暈症になるやろ” “暇やからウンコでもしよ” *ゲート入りの時 ⇒ケツを触るな、押すなよ! ”公衆の前で堂々と痴漢すなよ” ⇒…

口癖

自分の価値を下げてしまう発言が口癖になっている人がいてるなあと思う。 当時、既に入社12年を超える、ベテラン社員だった彼。毎日のように、「スランプや」と言っていた。 声をかけると、一言目は、必ず、「スランプや」と言う。 頻繁に、「スランプ」と…

懲りない

たまに天ぷらを食べたくなる時がある。しかし、ほぼ毎回、途中で必ず挫折してしまう俺は、経験上天ぷらのコースは頼まない。挫折感が酷いからだ。 今まで、天ぷらで印象に残っている店は、京都にある店で、所謂、個室天ぷら(部屋の隅に調理場を設けて揚げて…

【で】と【が】は大違い

一字の使い方で、相手に与える印象が違ってくることがある。時には、一字の使い方を誤ったせいで、相手を、不愉快にさせてしまうこともある。 たとえば、【で】と【が】の使い方や。現役会社員時代、新人社員さん方を慰労するため、一緒に、食事に行くことに…

子どものころの思い出

誰にでも、食べ物の、好き嫌いはあると思う。 特に、今の子供は、好き嫌いが多いのだと聞く。 やはり、今は、食材が豊富で、色んな選択肢があるからだと思う。 菓子類果物類も豊富で、主食を食べなくても、代わりになるものがいっぱいあり、自分の好きなもの…

おばいけ

就職してから、初めて、広島で一人暮らしをした。 一番困ったのは、休みの日の食事やった。 インスタントラーメンばかりでは飽きる。 仕事上、時間が不規則のため、日頃の食事は、外食(と言うより飲み歩き)で、休日だけ自炊すると食材が余ってしまう。 家の…

どっちがホンマ?

少し前に、テレビのニュースで商品の値上げがされるというのを見た。 子供のお菓子の値上げをすると言う話題で、10円~20円上がるか、内容量を少なくするかどちらかの対応にするという内容だった。 このことで、インタビューに答えた主婦が、「もう、子供に…

半助は何処にいった?

鰻を食べて、思い出したことがある。昔々、俺が、小学校に入学する頃、家族で、デパートへ行った。その帰りに、鰻専門店兼川魚専門店(だったと思う)で、鰻のかば焼きと、大量の鰻の頭(半助と言う)を買った記憶がある。こんな沢山な鰻の頭をどうすんねん、…

恐怖の三度漬け

俺は、立ち飲み、屋台とくれば串カツを思い浮かべる。短い時間で軽く飲め、軽く食べられる、そして安い。串カツの発祥は東京(肉と玉ねぎを交互に刺して揚げたもの)名古屋(串揚げをどて煮の八丁味噌の汁につけたもの)、大阪と諸説色々だが、現在の串カツは通…

常体質と刺激物活性体質

鰻を食べたくなった。 多分、俺の身体が、弱ってきたのだと思う。 いつも行く店は、関西風の店だ。関東に住んでいたときは、当然、関東風だったのだが、どちらも美味い。関西、関東では、調理の仕方は違うそうだ。関東-背開き、蒸す、竹串、頭を落としてから…

玉入れはしません

久しぶりに、友人と再会した。 同じ会社に勤めており、俺より、2才年上だが、社歴は1年後輩だった。 彼は、その日、黒の帽子、黒いマスク、黒いTシャツ、黒いジーパン、黒いスニーカーを身に纏っていた。 相変わらず極端な奴やなと思ったが、幾分、痩せて見…

アウトローの落ち武者

やっと、マスク慣れしてきたのに、今度は、マスクが徐々に不要な社会になってきた。最近は、マスクも苦にならなくなっている。 むしろ、ないと不安にさえ思うことがある。慣れとは怖い。 マスクが必須の期間が長かったせいで、女性に対して、「マスク美人」…

小さな自慢シリーズ

①ある商店街を歩いていたら、見知らぬ地元の小学生から、突然、ピカピカに磨いた5円玉を差し出され、「おっちゃん!50円で買ってくれ!」と言われたことあるか? 自慢やないけど、俺は、商談されて、2枚も買ったんや。そして、聞いてはいけないことを、聞い…

しつこいギャンブル

久しぶりに、同期入社のAさんにあった。 一緒に仕事をしたのは1年程度で、後は、定期研修と同期会に会うくらいだった。彼は、40才位まで営業成績も順調で、それなりに昇格もした。 しかし、何があったかは知らんが、突如として、他の部署への移動を望み、…

関東VS関西(どっちもいいね!)

転勤は絶対に嫌だという人もいると思うが、俺は、13回、転勤をした。大阪支店から奈良支店、というレベルではなく、大阪支店から横浜支店レベルの、居住地の変更を伴う転勤を、だ。当時は、実のところ、めちゃくちゃ嫌やったが、結果的には、良い経験をさし…

俺は今日からムラサキウニ

このご時世で、外出することがめっきり減ってしまい、体重が、大幅にアップした。このままじゃ不味いので、減量をせなアカンと思い、食事制限を始めた。 具体的には、炭水化物の摂取を減らす方法だ。炭水化物を、昼食だけに制限。それも、通常の半分とした。…

カレーの思い出

もし、「今までに、一番美味しかったカレーは?」と聞かれたら、自信をもって答えらえる、俺の中でナンバーワンのカレーがある。そう、これこそが、隠岐の島カレーだ。 もう随分古い話になるが、病院の先生に誘われて、隠岐の島に旅行に行った。老夫婦が営む…

ぼったくりかー!

テレビでお好み焼きの店を紹介しているのを見ていると、下に値段が映り込んでいるのに気がついた。 すべてのメニューが、1000円を超えている。 暫く、お好み焼きを、外で食べていないから、知識不足かもしれんけど、物価高騰といっても、ちょっと高すぎやな…

ヘルシーってなんだろう

奈良公園に行った。観光客は少ない。鹿は、観光客から、鹿せんべいを貰う機会が無くなり、まばらだ。奈良公園では、鹿がとても大切にされている。 ・交通事故から鹿を守る。・鹿に餌を与えないで下さい。・ゴミは捨てないで下さい。 奈良の鹿が大切にされる…

体調不良のホームラン

俺の子供の頃は、元旦から5日間、御節料理の連続やった記憶がある。今では、1日からやっている店もあるが、当時は、店も流通も、5日以上動かなかった。おせち料理も、雑煮と同じで、神様へ感謝を伝えるお供えものだが、始まりは、農耕社会になった弥生時…

クリスマスの思い出

俺の幼い頃は、今ほど、クリスマスは、意識されてはいなかったと思う。 せいぜい、簡素なケーキと、ブーツに入ったお菓子ぐらいだった記憶がある。 それが、企業戦略にまんまと嵌り(?)、現在の形になってきた。 典型的なのは、チキンと高級ケーキ、プレゼ…

見るな!ボケが1位です。

年齢を重ねると、いろいろな検査の経験をする。 検査には、血液検査、尿検査、心電図、眼底検査、超音波検査、CT、MRI、胃のバリュウム、胃カメラ、膀胱鏡、肺レントゲン、大腸ファイバー等色々あるが、なるべく受けたくない、辛い検査ベスト5がある。 5位-…

ワンコイン靴

突然だが、この間、人生で初めて、靴を盗まれた。 とある小さな総合病院の院長を訪問したときのことだ。 今では、減ってしまったが、昔は主流であった、病院の入口で、靴を脱いで、靴箱に入れ、緑のスリッパに履き替えるタイプの病院だ。 俺は、スーツ、ネク…

神様私に勇気を下さい(年賀状を辞めるか辞めないか問題)

年賀状の季節になるといつも思うことがある。 「今年は出すところを減らそう」 でも、結局、最終的には変わらずや。時代もネット社会に変わり、メールが主流。 年賀状の本来の意味は何か? 奈良時代、平安時代のお世話になった親戚への年始回りから始まった…

創造力を刺激する自慢話 その3

公衆トイレで、個室から、「あのー!どなたかお願いします!トイレットペーパーを投げて下さい!お願いします!」と叫んでる奴と遭遇したことがあるか? 自慢やないけど、俺はある。さらに言うと、トイレットペーパーを投げてやったのは、俺や。 新入社員の…

創造力を刺激する自慢話 その2

公衆トイレに入り、鍵のかかっていない和式の個室トイレのドアを開けたところ、既に先客が、ものすごい頑張っていて、その先客が、俺に向かって、「なにをするんですか!!?」と言った時の、少し怒りのある、哀れな、憂いのある顔を、お前らは見たことある…