酔いどれオンジの随想録(エセー)

酔いどれオンジの随想録(エセー)

日常系の随想録です。

アウトローの落ち武者

やっと、マスク慣れしてきたのに、今度は、マスクが徐々に不要な社会になってきた。
最近は、マスクも苦にならなくなっている。

むしろ、ないと不安にさえ思うことがある。慣れとは怖い。

マスクが必須の期間が長かったせいで、女性に対して、「マスク美人」と言ったりするらしい。女性のことはよくわからないが、男性の場合、マスクをしていると、実年齢より、若く見えることがあると、個人的には感じる。 
まあ、男性が若く見えるかどうかは、マスクよりも、髪型にかかっているのだが。


女性の立場になって考えてみると、マスク常備の日常では、化粧にかける時間が短くて済むのではないか、と思った。
さらに、マスクを外すことがないなら、口紅もいらないのでは?

個人的見解ではあるが、やはり、マスクは衛生用品に部類されるものなので、色は、白がいいと俺は思っている。
色付きのマスク、特に、黒いマスクは苦手だ。衛生用品なのに、清潔感に欠けるように感じてしまう。

俺は、髪の毛は、大変少ないし、目つきも悪いから、アウトローの落ち武者以外、何者でもない。
こんな俺にとって、マスクをするメリットは、1つ。
人と会う日でも、堂々と、ニンニク料理を食べられることだ。