下戸の戦略
日本人は、飲み会が異常に好きだと思う。
2020年以降は、新型コロナウイルスの影響で、飲み会と称して、大勢で集まる機会が、なくなってしまったが。
俺が会社に勤めていたときを思い起こしても、何かに理由をつけて飲みたがっていた。
一年で、一体、何回、飲み会を催すか?
社内的にも新年会、歓迎会、送別会、花見、月末の打ち上げ、期末の打ち上げ、決起会、忘年会等、もう、大変な種類の飲み会が開催される。
そんな会に、嫌な顔もせず出席する下戸の人は、尊敬に値する。
俺には絶対に考えられない。
俺は、甘いものを受け付けないのだが、スイーツの食べ放題に、特別優待された気分や!
昔の、とある飲み会でのこと。
「えらいなー、君は!酒も飲まずに、飲み会に出席するなんて。」
「いえ。特に苦痛と思ったことはないです。」
「無理して出席してるんやないんか?」
「はい!私は、負けるのが嫌いなんです!勝ちたいんです。」
「なんで、会に出席するのが、勝ちになるんや?」
「食べて、食べて、絶対に、割り勘勝ちするんですわ!」
お前は、トンカツ屋に行って、キャベツとシジミ汁を、それぞれ3回以上、おかわりするタイプか?!