酔いどれオンジの随想録(エセー)

酔いどれオンジの随想録(エセー)

日常系の随想録です。

それ、いらんやつ


会社勤めをしているとき、毎日、やたらと、朝礼訓示をしたがる上司がいた。
朝礼をすればするほど、部下のモチベーションが下がっていくという、不思議な上司だった。
会社を良くする、というより、自己満足のストレス解消だったのではないかと強く思う。

彼の朝礼は、いったい、何が悪かったのか?
・時間が長い(いつ終るか分からん、イラつきMAX)
・目的が分からない(愚痴と批判と注意と文句が多くで気持ちが暗くなる)
・毎日同じ(マンネリ化で邪魔くさい)
・一人で喋っている(聞いてるふりして他の事を考えて時間を潰す)

こんなことが、ほぼ毎日続けば、社員は、最悪の気持ちで一日をスタートしなければいけない。こんな朝礼は、いらん。

俺は、朝礼がだめだとは思わない。効果があることも多い。
なぜ、朝礼をするかというと、皆で、会社・職場を良くするためなのだという、共通の理解があった方がいいと思う。
メリットは、
・会社理念の理解
・重要事項の共有
・コミュニケーションの促進
・自分の役割の確認
・教育の促進(スピーチ力等)


理想は、目的を十分理解し、全員参加で、ポジティブで、時間も適当がいい。
10分を超えてはいけない!

そして、一度に多くの社員を集めて実施するよりも10~15人程度のグループがいい。

なにが一番大切かと言えば、社員が、一日の仕事を、安全に、意欲をもって、取り組んで貰えるようにアシストできる朝礼にしないとアカン。

こういうことを何も考えずにいる上司が、会社や社員から、こいつ、いらんやろ扱いされるのは、仕方がないと思うのだ。