部下を昇進させるときの俺のポリシー
部下を昇進させる場合、部下を推薦する人間や、昇進について意見する人間には、相応の覚悟が必要やと思う。
「あいつは、ダメな上司だ」と、上司(仮にAとする)に不満を感じている社員に伝えたい。
君らが、ダメな上司だと思っているAを、昇進させ、君らの上司(マネージャー)にした、当時の、Aの上司にも責任がある。
会社員時代、俺が、それなりの立場になったとき、「次の人事で、〇〇さんをマネージャーに推薦したいと考えている。」という話を受けたときは、『〇〇さん』の上司にあたる人間に、必ず言うことがある。
〇〇さんを推薦するのは良いが、〇〇さんが失敗した場合、君は、〇〇さんと一緒に、責任を取る覚悟はあるのか??
まあ、〇〇さんが責任を取らなければならない状況になった場合、当然、〇〇さんの推薦を許可した俺も、責任を取ることになるのだが。
自分の信頼する部下が、ランクアップしていくのは、とても良いことやとし、上司としても、喜ばしいことや。
だが、中には、無理にマネージャーにすることで、不幸になる人もいるっていうことは、忘れたらアカンと思う。
マネージャーではなく、プレイヤーでいるからこそ、最高のパフォーマンス発揮している人もいるのだから、部下の能力の見極めと、その見極めが適正かの判断が、めっちゃ大事やと、今でも思う。