癖のある上司との日々
サラリーマン人生では色んな上司に仕えることになる。
俺も、振り返ってみると、パワハラタイプの嫌な奴、おもろい奴、明らかに管理職不向きな奴、何もしない奴など、多種多様の上司と働いた。もちろん、中には尊敬できる上司もいた。
部下を罵る、弱点をつく上司は、昔は、日常茶飯事やった。
例えば、以下は、俺が現役サラリーマン時代に、耳にしたことのある(問題)発言だ。
「お前は、もっと頭を使えんのか?」
「頭がスポンジ状態か? 」
「お前はいつもぼーとしてるな!」
「いつも濃霧注意報発令状態か? 」
「お前は、動きが遅い!」
「お前は、ナマケモノを尊敬してるんか? 」
思わず、『お前はパワハラのホームランバッターか?!』と心の中でつぶやいたものだ。
言っている本人は、悪気がなく、面白おかしく、ユーモアのつもりで言っている発言もあるのは分かるが、言われた者は、たまらんと思う。
そういう上司から、俺が、パワハラにあたる発言を受けたら、絶対、即刻言うたると決めていたことがある。
「頭がスポンジ状態か? 」と言われたら、
「色んな情報を吸収するために、いつも脳みそスポンジ状態にしてますねん。」
「いつも濃霧注意報発令状態か? 」と言われたら、
「私、本当は、気象予報士になりたかったんです。」
「お前は、ナマケモノを尊敬してるんか? 」と言われたら、
「そうですね。ナマケモノというよりは、私は、ハシビロコウのように、確実に餌をとるため固まってますねん。」
何はともあれ、一番大事なのは、嫌な経験をしたら、貴重な体験だと捉え、自分が、将来、管理職になった時、絶対に同じことをしない・言わないと心に刻むことだ。