酔いどれオンジの随想録(エセー)

酔いどれオンジの随想録(エセー)

日常系の随想録です。

目指すべきは馴染み客

飲食店は、馴染みになったら無敵やと思う。

単身赴任者、独身者の夜の食事はアルコールを飲まない人は別として、飲む人は最低3種類の店があれば十分やと思う。

1.大衆食堂
定食屋でもいいのだが、出来れば自分の好きなオカズを取るスタイルのところがいい。
ビール中便を頼み、冷蔵棚から、刺身類、焼き魚、煮付け、フライ類、冷奴、煮物、天ぷら、酢の物等から2品とり、ビール中ビンを頼む。次にもう1品取り、夏は焼酎水割り、冬は熱燗にする。
〆は味噌汁を飲のがパターン。馴染みになったら食べたい料理のリクエストに答えてくれるで。

 

2.町中華
まず入るなり生ピール、ビール、ビールの連呼。休み前なら餃子だが、通常はメンマ、ザーサイ、焼き豚のどれか1品を頼む。次によく頼んだのは、八宝菜、小エビの天ぷら、唐揚げ、エビチリ等から1品と紹興酒のロック。〆は焼きそば小かあんかけ焼きそば小か玉子ワカメスープ。
馴染みになったら賄い飯食べさせてくれるで。

 

3.寿司屋
俺は、転勤するたびに馴染みの寿司屋をつくった。

今まで7軒ある(東京、横浜、京都、奈良、大阪、鳥取、広島)。

馴染みにする寿司屋の条件は一人でもいきやすい、価格が高くなく安くもない、大将の人柄がいい、客筋がいい、ネタが新鮮、酒類が豊富等いろいろあるが、やっぱり落ち着けて部下のご褒美で連れてこれる店が一番か。まず軽く小瓶ビール、日本酒、芋焼酎水割りの順か。

何故か自分でも分からないか夜に握り寿司は食べない、握りは昼に食べる。

多分にぎりで酒が飲みにくい気がするからか(偏見)、ただし巻物は酒のアテとして夜でも食べる。自分でもヘンコやと思う。
〆は赤だし。
馴染みになると我儘を聞いてくれるで。


酒飲み単身者は、休日と朝は自炊として、平日は大衆食堂、町中華、寿司屋と馴染みになれば無敵や。