酔いどれオンジの随想録(エセー)

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日常系の随想録です。

春眠暁を覚えず

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春眠暁を覚えず


 

会議は、目的も参加者も多種多様。
発言不要で、ただただ聞いているだけの一方的な会議もあれば、発言を求められる会議もある。
喋るケースのない会議や参加者にとって興味のわかない会議は、寝る奴も多くなる。

会議への出席者の多くが寝てしまう会議は、主催者側に問題があるので、工夫が必要だと思う。
ただし、会議を、最初から、寝る場所だと思っている常習犯に対しては別だ。
彼らは、寝方が上手い。周囲に気づかれずに寝るテクニックを習得している。
その、見事なテクニックは、寝方だけではない。
なんと、各会議で、自分が座るべき場所(死角)を把握しているのだ!
普段、時間にルーズであったり、遅刻常習犯のような奴で宛も、会議となると、開始時間よりも当然早く来て、その場所を死守する。

俺は、自分が主に話をする会議では、参加者のうち、お昼寝常習犯を、すべてマークしていた。

予想どおり、寝はじめると、「○○君、こんにちは。」と、声を掛ける。
多くは、他の出席者に注文されたことが気まずいのか、ここで起きて、寝ないように努力する。
それでもまだ寝る奴がいる。
この場合は、「○○君、おはようございます。」と、再び声を掛ける。
だいたいは、これで、お昼寝を阻止することができる。
滅多にないが、それでも、再び寝はじめる場合は、さすがに、他のメンバーのモチベーションにも影響するので、ハッキリと言う。
「○○君、おやすみなさい!」(もう、君は参加しなくていいよ。)

一年中、春眠暁を覚えず状態の奴は、どこでもいるものや。